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呼び出しチャイムの通信範囲はどれだけ必要か(飲食店・病院・工場の違い)
呼び出しチャイム、私たちの生活の中でも目にする機会の多い物ですが、どれだけの範囲まで音が届くかを考えたことはありますか?
呼び出しチャイムの通信範囲を知ることで、使用場所や用途に合った物を選ぶことができるでしょう。
呼び出しチャイムを導入する上で通信範囲は重要
呼び出しチャイムは主に飲食店やフードコート、病院、工場などで多く利用されており、特に飲食店では呼び出しチャイムを見る機会が多いと言えるでしょう。
しかし、呼び出しチャイムを導入している場所と通信範囲が合っていないと、音が届かずに業務に支障が出たり、逆に音が届きすぎて事故の原因となってしまう可能性もあるのです。
使用する場所に合った通信範囲の呼び出しチャイムを選ぶことで、余計なトラブルに見舞われる危険を回避できるのです。
必要な通信範囲の違いとは
呼び出しチャイムの通信範囲が違ってくる理由は、場所によって音を届ける必要な範囲が違うためです。
飲食店では来店客が店員を呼ぶ場合に使われるため、店舗内全ての店員に呼び出し音が届くようにしなければなりませんが、小規模な飲食店と大規模の飲食店(フードコート含む)では、音を届けなければならない範囲は大幅に違います。
一方、工場や病院では特定の人を呼び出す時に使われる場合が多く、その範囲にだけに音が届けば良いという場合が多いですが、一般的に工場も病院も敷地が広いため、小規模な飲食店と同じ通信範囲では音が聞こえません。
このように、音を届ける範囲は建物全てではなく狭い範囲でも問題ない場合もありますから、通信範囲の違いをきちんと把握して、導入する際は業者に問い合わせるようにしましょう。
場所ごとの通信範囲と遠距離まで電波を飛ばす方法とは
では、実際に必要になってくる呼び出しチャイムの通信範囲はどれくらいなのでしょうか。
まず飲食店の場合は、店舗内に入る全員に音が届くようにする必要があり、店舗の広さにもよりますが、席が10席程度のお店ならば50メートル程の通信範囲で十分と言えます。
ただし、200席を超えるような大規模な飲食店の場合は、100メートル以上先に音が届く呼び出しチャイムが必要となってくるでしょう。
工場や病院については呼び出しチャイムが必要となる場面は限られていますが、大規模の飲食店と同じく離れた場所や個室などにいる人に向けて音を届けなければいけないため、100メートル程の通信範囲が必要です。
しかし、工場や病院は壁や人、荷物などの障害物がある場合が多く、通信範囲内であっても音が届かない場合があります。
その場合は実際よりも遠距離まで音が届くよう、中継器を設置して通信範囲を広げるようにしましょう。
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